神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 掲載号:2013年5月30日号 エリアトップへ

横浜市医師会の会長として会員をまとめる 古谷 正博さん 横浜市在住 62歳

掲載号:2013年5月30日号

  • LINE
  • hatena

愛着ある「ハマ」を元気に

 ○…「ハマで生まれ、ハマで育った。愛着ある横浜のために役立てるのは光栄」。郡市区の単位では全国で最大となる横浜市医師会。会員数は約3800人。その会長に4月1日付で就任した。「ずしっと、重い責任を感じる。偉そうなことは言えないが、外から求められていることは多い。市民のため、人のためにがんばりたい」。柔らかな物腰の中に、確かな熱意がこもる。

 ○…整形外科医の父を見て育つ。学生時代はラグビーに打ち込んだスポーツマン。「中学3年生のときから始めた。人数が足りないという理由で半強制的にね」と笑う。それでも大学まで続けたほど熱中した。専門とする整形外科は、ラグビーから高じたスポーツ好きと父の影響から。「ケガなどを扱う外科系がいいと思っていた」。父親の面影を追ったスポーツ少年は、生まれ育った鶴見区潮田で整形外科医院を開業した。

 ○…自院の診療に、会長としての会議や打ち合わせ、就任以降、分刻みのスケジュールが続く。医師会の会議は、診療が終わった夜から始まるため、「夕食を家で食べることが減った」。困り顔で苦笑する。日本ラグビーフットボール協会メディカル委員会の委員長も務めており、土日も多忙。「ウチにいないから妻に怒られているよ」

 ○…国が在宅での医療や福祉に転換を始めている今、「地域で受け入れる環境整備をしていかないと厳しい」と危惧する。「いろいろな職種と協力して、医療という面から地域でリーダーシップを発揮していく」。課題解決へ意気込みは十分だ。加入が義務ではない任意団体の医師会だが、会員数は増えているという。会員は、学校や保健所での健診から災害時における救護など、個別の通常業務とは別に、さまざまな仕事を掛け持つ。「医療の立場から市政との関わりも多い。ありきたりだけど、みんなで力を合わせて、市民のために活発な活動をしたい」。横浜の元気を支えていく。

株式会社 宝興産

土地、建物、アパートのことなら 信用と誠実 地元の当社に

http://www.takara-k.co.jp/

<PR>

旭区版の人物風土記最新6

真山(さのやま) 英二さん

一般消費者向けのセミナー「失敗しない老人ホームの選び方」の講師を務めた

真山(さのやま) 英二さん

二俣川在住 50歳

3月28日

乾 充さん

4月1日付で横浜市旭区民文化センター・サンハートの館長に就任する

乾 充さん

二俣川在住 60歳

3月21日

志澤 希久子さん

古着や古布をリサイクルするファイバーリサイクルネットワークの副代表を務める

志澤 希久子さん

今宿在住 85歳

3月14日

牟田 茂男さん

福島第一原発事故を題材に、絵本の原画展を開催している

牟田 茂男さん

善部町在住 73歳

3月7日

佐々木 盛夫さん

改築された二俣川ニュータウン駐在所に勤務する

佐々木 盛夫さん

今宿在住 53歳

2月29日

並木 麻衣さん

NPO法人日本国際ボランティアセンターの広報担当を務める

並木 麻衣さん

旭区在住 39歳

2月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月20日0:00更新

  • 6月22日0:00更新

  • 6月15日0:00更新

旭区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook