市立善部小学校(佐藤正弘校長)で7月26、29、30日の3日間、保護者や地域住民らボランティアによる学習教室が開かれた。
「ここはどうやるの?」、「これはね…」―。子どもたちは宿題など持参した教材で学習を進めていき、つまずいたら、教室ごとに担当するボランティアに質問をする。児童の学習意欲を高めるのと同時に、子どもたちと地域住民らがふれあう場を設けようと、善部小学校学校協働運営協議会(本谷康次会長)が企画、今回が初の開催となった。
参加したのは、児童が45人、大学生から70歳代のボランティア30人。学年ごとに教室が分かれ、少人数制ということもあり、子どもたちとボランティアが学習を通じて触れ合う場面も多く見られた。
参加した児童らは「家では集中できないけど、ここでは勉強できる。先生も話しやすいし、また参加したい」と話していた。同校卒業生で、ボランティアとして参加した大学2年生の佐竹瑠依さんは「私も小学生のとき地域の方にとてもお世話になった。この地域も好きだし、子どもたちとも触れ合えて良い機会になった」と振り返った。
同協議会会長で希望が丘南地区連合自治会会長の本谷さんは「子どもたちと地域の人たちが関わりを持つ場になれば。顔のわかる関係づくりは地域の防犯対策にも有効」と話した。同協議会では今後も学習教室を継続していく予定だという。
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