総合整備を経て、11月に新施設の開院を控える神奈川県立がんセンター=中尾=で8月22日、旭区選出議員らによる視察が行われた。
当日は県議の合原康行氏、磯本桂太郎氏、小野寺慎一郎氏と市議の古川直季氏、和田卓生氏、佐藤茂氏、五十嵐節馬氏、大岩真善和氏、衆院議員の青柳陽一郎氏らが参加。緩和ケア病棟や手術室、診察室、放射線治療装置など地下1階から地上7階まで見て回った。
新施設の延床面積は従来の約3万3千平方メートルから約5万1千平方メートルに。診察室は32室から56室に増え、外来の待ち時間短縮などを見込む。視察を企画した合原県議は「新しい設備や医療サービスの仕組みなどを、開院前に見られたのは貴重な機会だった。広く県民にも知ってもらいたい」と話した。
同センターの総合整備は、運転免許試験場などが集まる「二俣川地区県有地」利活用計画の一つ。11月2日の開院を予定しており、国内5カ所目になる重粒子線治療施設は、2015年12月に開設の見通しだ。
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