市政レポート せつまが語るNo.29 住民要望5年目 区長に53項目
横浜市会は今週9月10日から、2013年度第3回定例会がいよいよスタートしました。
旭区では、住民要望の実現を目指して2009年に発足し、私が顧問を務めている市民団体「街づくりを考える旭区民の会」が7月、市政や区政に関する要望書を濱陽太郎区長に提出しました。5回目になる今年は過去最多の53項目にまとめられ、全項目について9月中には、関係部局など行政から回答が得られる予定です。各項目の中から、主要なものをご紹介します。
道路・交通の整備
道路関係は市道中山第288号線の拡幅工事など13項目です。左近山入口交差点の歩道に面する部分にある、国道事務所の視界を遮るトタン作りの直角フェンスを、前方が見えるフェンスに改修してほしいという声もありました。これは、自転車の往来に支障をきたしているためです。
そのほか、中尾小学校周辺にある消えかかった歩道ライン標示や「交差点注意」標示などについても、補修の要望がありました。
交通網の整備面では、ひかりが丘団地の入居者増や定時運行確保(丸子茅ヶ崎線の渋滞回避)を目指した、同団地と緑区・森の台地区、中山駅をつなぐバス路線の新設。さらに、羽田空港から二俣川に向かう最終バスの時刻を23時30分発に延長してほしい、といった要望が挙がっております。
生活・教育も充実へ
神明台処分地の利活用については、ソフトボール専用球場など総合公園やごみ保管ストックヤード、啓発展示ブースの設置が要望されています。教育では公正中立な教育委員の選定や、受験に支障があるという自由社版歴史教科書の再考、先進国並みの35人学級の実現、1学級2人担任制、スクールカウンセラーの1校1人配置など。教育環境に関する声が集まりました。
今回の要望書は、5千枚を超える調査書を配布し、一つひとつ精査してまとめたものです。10月10日には「報告の集い」を二俣川ライフ5階で開催します。
今後も引き続き区民に寄り添い、共に考え行動しながら要望実現に向けて、各機関に働きかけていきます。
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