今年4月に開校した市立左近山小学校(地口朝美(ともみ)校長)の校歌と校章が完成した。児童らが考えた原案をもとに、作曲家・三島亜紀子さん(32)=今川町=とデザイン業に携わる吉野雄一さん(54)=南希望が丘=が作成した。
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児童数減少により、市立左近山小高、左近山第一、左近山第二小学校が統合され開校した同校。開校直後から職員や地域住民らによる校歌・校章作成委員会が発足、6月末には児童らに校歌に入れたいフレーズと校章のデザインを公募していた。集まったフレーズを委員会でまとめ、若葉台小学校の校歌も手掛けた三島さんが作曲した。三島さんは「歌詞を見て子どもたちがキラキラした表情で歌っているのが想像できた。楽しんで歌ってほしい」とミドルバラード調のメロディを完成させた。
校章は左近山第一小のPTA広報誌などを手掛けていた、印刷・編集業務を行う「ラ・シード」代表の吉野さんがデザイン。左近山地区に咲く桜と葉をモチーフに、3校が統合されたことを表現する校章になった。吉野さんは「オーソドックスな中にも、子どもたちからのメッセージを表した。校章のもと、子どもたちの笑顔が続けば」と思いを語った。
9月18日には、完成記念として児童が校章の人文字をつくり、航空写真が撮影された=写真上。地口校長は「児童、保護者、地域が一緒になりつくることができた。シンボルがあるとより結束が深まる。学校としても頑張っていきたい」と気持ちを新たに意気込んだ。
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