第68回国民体育大会(東京)に神奈川代表として出場した、横浜旭陵高校=上白根町=ゴルフ部3年の山田大晟(たいせい)君(18)が、ゴルフ競技・少年男子個人で4位に入賞。団体では28チーム中、神奈川が3位に輝いた。
競技は1日18ホール(パー72)で、9月30日と10月1日に武蔵野ゴルフクラブで開催。初日は65で首位に立ったが、「空回りした」という2日目は74、計139と伸び悩み、1位と6打差の84人中4位タイで締めくくった。
1位で2日目を迎えるのは、大きな大会では初めてだったという山田君。「コースごとに打球のコースをマネジメントしてきたが、耐え続ける2日間だった」と振り返る。
国体は中学3年で補欠として県代表入りし、高校時代は3年連続出場。高校の全国大会は春2回、夏3回の全てに出場してきた。3年生最後の夏、8月の全国大会は、初日の2ホール目でOBを出しながら後半で巻き返し、自己ベストの個人8位入賞を果たした。
「うまくなるためには大舞台で経験を積まなければ。その機会を得るには結果が必要」と山田君。顧問の高橋克司教諭(51)は「同世代ではベスト10入りする力はある。これからは世代を超えて上位で争ってほしい」と期待する。
大学進学を希望する山田君は、11月末に入試を控える。公式戦は国体が最後だが、次の舞台に向け、部活動に参加しながら体づくりに没頭する日々だ。1日200球くらいは打つという練習も、毎日続けていく。
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