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旭区版 掲載号:2013年12月19日号 エリアトップへ

サッカーJ2のモンテディオ山形に入団する 汰木(ゆるき)康也さん 県立旭高校3年 18歳

掲載号:2013年12月19日号

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自らの足で、未来切り開く

 ○…横浜F・マリノスのユースなど下部組織でプレーを続けて約10年。2014年からはJ2のモンテディオ山形で「プロ選手」としてプレーする。ポジションは攻撃と守備で複数の役割を担う左サイドハーフ。多様化する現代サッカーでは欠かせない存在だ。「常にスタジアムを沸かせるようなプレーをしたい。遠慮せずに最初からアピールしていく」。初々しさの中に、強い決意をにじませる。

 ○…サッカーは4歳頃から始め、すぐに夢中になった。小学3年生の時、マリノス下部組織のテストに合格。「ボール持ったらドリブルばっかりだった」少年も、パスサッカーが基本のマリノスで過ごすうち、パスを覚え、足元のテクニックを身につけた。昨年夏には2週間、フランスのリヨンへサッカー留学。フィジカルの強さなど、日本との違いを感じた一方で「正直、全然通用すると思った」と自信をのぞかせる。

 ○…今年8月に行われた日本クラブユース選手権ではMVPを獲得。チームの優勝に大きく貢献した。敵陣のゴール近く、自分がボールを持つことが多いエリアに「ユルキゾーン」という呼び名が付くほど。大会ではドリブルが冴え、アシストを多く決めた。「ボールを持ったら、2人に囲まれても取られる気がしなかった」とも。「FW(フォワード)よりもフリーで前を向いてプレーできる。今のこのポジションが楽しい」と瞳を輝かせる。

 ○…県立旭高校の3年生。サッカー漬けの日々で勉強に割ける時間は少なく「成績はぎりぎり」と苦笑いを浮かべる。来年からは一人暮らしだが「全く家事はやってこなかったし、料理も目玉焼くらい」と生活面の不安も。ただ、唯一休みの月曜日も「ゆっくりしようと思うけど、結局近所の公園にボールを蹴りに行っちゃう」というほど。「やめたいと思ったことは一度もない」。大好きなサッカーで新天地のスタジアムを沸かせる日は近い。

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