上白根中学校(加藤孝紀校長)で2月12日、横浜雅楽会による雅楽教室が開かれた。同校では日本の伝統文化にふれてもらおうと、昨年から1年生を対象に音楽の授業で雅楽教室を開催している。
横浜雅楽会は県下の神社などで奉納演奏を推進するほか、市内の小学校で雅楽教室を開く。生徒たちに篳(ひち)篥(りき)や琵琶、琴など楽器を演奏しながら一つずつ説明。同会が「越天楽」を演奏すると、教室はたちまち厳かな雰囲気に包まれた。「和」の音色に生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていた。
男子生徒が雅楽の舞で使用する装束を着せてもらう場面も。生徒たちは「指揮者がいないのに音がちゃんと合っていてすごかった」「授業で見るDVDより、やっぱり生の方が迫力があった」「篳篥はすごく小さいのに大きな音が響いていた」などと感想を話した。
音楽を担当する市川亜紗美教諭は「伝統文化を知ってもらえる機会になった。今後も継続していきたい」と話していた。
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