「今のシニアは元気に活動している人が本当に多い。趣味を持って、仲間と楽しく笑って……本当に人生楽しい。笑い皺ができちゃう」。そう楽しげに話すのは、「アート・先生とみんなの会」の四條春江会長(61歳・戸塚区在住)。
同会には、横浜市内で活動する「アートの先生」が所属。ジャンルはクロスステッチやちぎり絵、アクセサリーなどさまざまで、最年長は81歳だ。年齢をものともせず、教室に作品展にと毎日忙しく「幸せ」に活動している。
活動的なシニアが増えている一方で、「趣味がないからすることもない」「興味はあるが自分にはできない」という声も聞かれると四條会長は話す。「きっかけがなかったり、やらずに諦めていたりするのだと思う。そんな人のためにも、私たちは(作品展や体験会で)きっかけづくりをしたいんです」
実際に、戸塚区総合庁舎で2月24日まで1週間の作品展を開催した際には、「素敵、私もやってみたい」「教室はやっているんですか」などと来場者からたくさんの声がかかった。中には「興味がなくて無理やり連れられて来た」が、作品を実際に見たり、話を聞くことで興味が沸いたという人もいたそうだ。四條会長は「まずは簡単なところから始めてみれば良いんです。最初の一歩を踏み出す勇気を持ってほしいですね」と呼びかける。
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