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旭区版 掲載号:2014年6月26日号 エリアトップへ

旭ガイドボランティアの会 揃いの橙(オレンジ)で区内案内 重忠生誕850年企画も

文化

掲載号:2014年6月26日号

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左から斎藤会長、広報部の木原さん、牧田顧問
左から斎藤会長、広報部の木原さん、牧田顧問

 旭ガイドボランティアの会(斎藤国勝会長・会員数21人)がこのほど、メンバーが着用する統一ユニホームを製作。オレンジ色のベストやジャンパーを着用したメンバーが、旭区周辺の史跡などを巡るコースのガイドを行っている。今年は区内で散った鎌倉時代の武将・畠山重忠の生誕850年の節目であることから、9月に重忠ゆかりの地を巡るコースも予定されている。

 旭ガイドボランティアの会は2009年、郷土の歴史や文化を後世に伝えることを目的に結成された。きっかけは、旭区制40周年事業の一環として、ウォーキングマップ「あさひまち探訪」が発行されたこと。旭区地域振興課が、同マップのコースを案内するためのガイドメンバー募集を行った。集まったのは約30人。半年間、他区のガイドボランティア団体に研修に行くなど知識やノウハウを学び、現在、54歳から81歳までの21人がガイドメンバーとして活躍している。「『退職後、地域に尽くせないか』『地元地域の勉強をしてみたい』という思いで集まったメンバーです」と斎藤会長は話す。

メンバーをわかりやすく

 「(ウォーキング実施日に)誰がメンバーなのかわかりづらい」。そんな意見が出始めたのは、会結成から1年が経ったころだった。この問題を解決するため、同会では昨年から統一ユニホーム製作に向けた本格的な話し合いをスタート。年が明けた1月から、色やデザインなど具体的な準備を進めてきた。制作費はメンバーの会費と区からの補助金で賄っている。「これでイベントの参加者に、ガイドメンバーであることをアピールできる。メンバー同士の一体感や誇りを持ってガイドを行う責任感にもつながる」と同会メンバー。

児童や外国人向け企画も

 同会は今年度、旭区との共催で10回のウォーキングイベントを実施中。区の畠山重忠生誕850周年事業の一環でもある「畠山重忠ゆかりの地」を巡るコースのほか、「帷子川の源流」「瀬谷・旭区境の史跡名所」「陣ヶ下渓谷と横浜水道記念館」「鎌倉古道の史跡」など、参加者が地域の歴史を学べるさまざまなコースが予定されている。そのほか、同会では町内会や小学校からの依頼を受け、講座やウォーキングなども行っている。斎藤会長は「今後、小学校からの依頼を増やしていかれれば。区内在住の外国人が参加できるような企画も行ってみたい」と思いを話した。

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