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旭区版 掲載号:2014年7月24日号 エリアトップへ

旭区暴力団排除対策推進協議会の会長に就任した 松本 榮次さん 東希望が丘在住 73歳

掲載号:2014年7月24日号

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安全安心な街 守り抜く

 ○…「旭区内には現在、暴力団の事務所がない。この状態を継続していかなければいけない」。警察と連携の上、暴力団根絶を目指し、駅頭キャンペーンや「旭区暴力追放総ぐるみ大会」などの活動に取り組む旭区暴力団排除対策推進協議会。設立当初から同会に参加し、7月から会長を務める。「薬物乱用のニュースも多いし、誰かがやらないといけないから」。控えめな発言に覚悟をにじませる。

 ○…足柄の出身。高校卒業後は相模鉄道に入社し、希望ヶ丘駅や二俣川駅で駅員として勤務したことも。「当時は券売機なんてないから、硬券といわれる切符を売っていたよ。横浜まで30円か40円だったね」。その後、いずみ野線延伸に際し、用地確保などに関わったことを契機に不動産業で独立。希望が丘に「神奈川宅建」を設立した。42年目を迎える今も、第一線の現役で活躍中だ。「自分で事業を始めるのは大変だけど、おもしろみがある。組織の中で働くよりも性にあってるんだろうね」と穏やかな笑みを浮かべる。

 ○…「アイラブハワイのTシャツは僕にぴったり」と語るほどのハワイ好き。これまでに訪れること約100回。結婚50周年を記念し、今年のゴールデンウィークも妻、子ども、孫の総勢8人で訪れた。青空の下でラジオを聞き、ビールを飲む。本を読むうちに、うとうとと眠りに落ちることも。「何も考えずにゆっくりできる。一番の贅沢だよね」。

 ○…職業柄、日々の仕事にも暴力団への対策は不可欠だ。「不動産を売らない、貸さない。県の条例でも決まっているから」。徹底した態度を貫く。区内で被害が目立つ振り込め詐欺に関しても、暴力団が関係することが多く、「根絶しなければいけない」と話す。「反社会勢力に対して、個人ではなかなか言えなくても、会としてみんなでスクラムを組んでやっていきたい」と意気込みを語る。一本芯の通った力強さで、会の先頭に立ち、引っ張っていく。

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