前WBC世界フライ級王者の八重樫東選手(31)=南希望が丘在住=が12月30日、東京体育館でWBCライトフライ級王座決定戦に挑む。9月のローマン・ゴンサレス選手との試合では王座防衛とはならずも、真っ向から打ち合う姿が多くの賞賛を受けた「激闘王」。あれからわずか4カ月、亀田興毅以来日本人2人目の「世界3階級制覇」をかけ、大一番を迎える。
2011年にWBA世界ミニマム級のタイトルを獲得し、13年には2階級上げてWBC世界フライ級のチャンピオンとなった。今回は1つ階級を落とし、ライトフライ級での試合。「やっぱり、ちょっと減量はきつい。ゴングが鳴るまでコンディションはわからないけど、全力でできることをやるだけ」
対戦相手は、同級1位のペドロ・ゲバラ選手(25)=メキシコ=。25戦23勝(15KO)1敗1分けの戦績を誇る強敵だ。「世界タイトルマッチなので、弱い人がいるわけない。気持ちの面でしっかりと準備をしていくだけ」と、気負いは全く感じさせない。
3階級制覇については、「偉業だし、素晴らしいこと」と前置きした上で、「どうでもいいって言うと失礼ですけど、そこに重きは置いていない。結果そうなればいいですけど」と、八重樫選手らしい返答。「年末なので忙しいとは思うけど、この前負けて改めてのタイトル戦なので、応援してもらえると嬉しいです」
試合の模様は30日(火)、午後6時からフジテレビで生中継される予定。
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