干支の木目込み人形作る 白根地区センター
白根地区センターで11月28日、「はじめての木目込み人形〜来年の干支をつくりましょう〜」の講座が開かれた。木目込み人形とは、桐の粉を固めて作られた人形の胴体に筋彫りを行い、その筋に布を貼り付けて作る、日本の伝統的な人形。江戸時代に京都で生まれたとされ、その地名から「賀茂人形」とも呼ばれた。
同講座では、来年の干支である申の人形を作成。関内を中心に活動する「木目込み人形同好会」のメンバー4人が講師となって、参加者に作り方を教えた。参加者は、用意された申の人形に、講師の指導を受けながら丁寧に布を貼り付けていた。参加者の一人は「作業がこんなに大変だとは思わなかった。布をピンと張って、人形に貼り付けるのが難しい」と作業をしながら話していた。
同会メンバーで講座の講師を務めた前田隆一さんは「初めて木目込み人形を作るという人がたくさん来てくれた。思ったよりも多くの人が参加してくれてうれしい」と笑顔を見せた。
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