旭高校女子バスケ部 冬季全国大会へ挑む 5年目の正直、念願の出場
旭高校(古谷康司校長)=下川井町=の女子バスケットボール部が12月23日(祝)、東京体育館=渋谷区=で行われる「第46回全国高等学校選抜優勝大会(ウインターカップ)」に出場する。同部が同大会に出場するのは今回が初めて。これまで予選大会の決勝には進出するものの、4年連続で敗退していただけに、大会出場はまさにチームの念願だった。
「予選の会場に来てくれた、先輩やたくさんの方の応援のおかげ」。同大会への出場が決まったことについて話すのは、主将の角田愛珠さん(3年)。同部は10月下旬、全国大会の予選会を兼ねた「神奈川県高校秋季大会」に出場。第2試合で、17年連続ウィンターカップ出場の県立金沢総合高校と対戦。57対54という僅差で勝利したことが、優勝への勢いを決定付けることになった。続く決勝では、相模女子大学付属高校に80対65で勝利。全国大会への出場切符を手にした。
これまで4年連続で決勝に進出するも、最後の一勝に手が届かなかった同部。それだけに今回、強豪校を抑えてつかんだ勝利は、チームにとっての大きな一歩となった。試合を振り返り、顧問の講武達雄教諭は「金沢総合に粘り勝ちできたことが、決勝の戦いにつながった。4年間悔しい思いをしてきた。3年生にとっては最後の大会でもあるので、勝てて嬉しい」と話した。
「全国で勝てるチームに」
旭高のプレーは、粘り強くディフェンスをし、チャンスを確実にものにするスタイル。角田主将は「試合でチームの調子が悪い時に、自分たちで悪い流れを変えられるような練習をしています」と試合を意識した練習をしていると話す。
講武監督は「(秋季大会優勝という)今まで越えられなかった壁を一つ越えた。生徒も自信を持っていると思う」と今のチームをみる。「県大会で優勝することが目標ではない。全国で通用するチームになることが目標です」と角田主将も力強く意気込みを語った。
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