(株)カナエル(関口剛代表取締役社長/鶴ヶ峰本町)が都岡小学校(福岡いつみ校長)へ、図書室で使用する机8台と椅子49脚を寄贈した。6月20日には、同校で贈呈式が行われた。
同校の図書室の机と椅子は1978年から使われており、老朽化が進行。修理しながら使用していた。
同社ではこれまでに地域貢献活動の一環として、区内の小学校に太陽光発電システムや焼き釜を寄贈してきた。今回も同校の子どもたちに良い環境で読書をしてもらいたいと、寄贈を決めた。
贈られた机は、神奈川県秦野市の木材を使用したもの。贈呈式で関口社長は「机は秦野の木材を使っているので、身近な自然を大事にする気持ちを持ってくれたらうれしい」と児童らに優しく語りかけた。
児童代表として登壇した図書委員長の渡邉諒君(6年)は図書室の机と椅子の劣化を気にしていたといい、「プレゼントしてもらえると聞いてとてもうれしく思いました。今の図書室は騒いでいる人もいるけれど、静かな図書室にしていきたい」と話していた。
同校では昨年4月から司書が配置されており、図書室の環境を整える動きがあったという。福岡校長は「ご無理を聞いて頂いてしまったが、本当にうれしい。大切に使いたい」と話した。
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