「平成28年度ジュニアボランティア体験事業」の就任式が8月1日、旭公会堂で行われた。区内の小学5・6年生が、各地域で民生委員などとともにボランティア活動を行う同事業。今年度は284人の小学生が参加した。就任式では、各地域の代表児童らが、池戸淳子区長から参加賞のバッジを受け取った=写真。
旭区民生委員児童委員協議会の橋本邦子会長は、会場に集まった参加者に向けて「自分がこの人を助けてあげるという気持ちではなく、この人のお手伝いをさせていただくのだという謙虚さを持って取り組んでほしい」とメッセージを送った。池戸区長は「地域で活動する中で、みんなができることをできる範囲で行い、支え合っているのだということを感じてもらえればと思います」とあいさつした。
就任式の後に行われた研修会では、小学生時代に同事業でボランティア経験を行い、現在は福祉関連の職に就いている三輪波留加さんが講演を行った。講演の中で三輪さんは、目や耳が不自由な人がいることは知っていても声をかける人は少ないことを話し、「知っているだけでは何もできない。意識をすると声がかけられるようになる。みなさんにしてほしいことは意識です」と参加者らに伝えた。会場の児童らは三輪さんらの話を真剣に聞き、今後の活動にやる気を見せていた。
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