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旭区版 公開:2016年10月27日 エリアトップへ

横浜旭ロータリー 熊本へ自転車100台寄贈 被災者の移動手段に

社会

公開:2016年10月27日

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羽沢へ向かう同クラブメンバー
羽沢へ向かう同クラブメンバー

 横浜旭ロータリークラブ(以下RC/青木邦弘会長)が熊本地震の被災者へ自転車を100台寄贈する。自転車は、放置自転車として横浜市が管理していたもので、再利用可能なものを提供。10月17日に1回目の搬送があり、2回目は11月に行う予定だ。

 自転車は熊本県の宇土市役所、宇城市役所、熊本りんどうRCに贈られ、被災者に提供される。現地までの輸送費は同クラブのほか、宮城県の岩沼RC、瀬谷RC、新横浜RCが用意した。また、先日の旭ふれあい区民まつりで同クラブが募った4万2052円もその一部に使用される。青木会長は「現地の役に立ってもらえれば。今後も復興支援事業に注力していきたい」と話す。

 横浜旭ロータリークラブの災害対策委員会は今年7月、地震の被害を受けた熊本県益城町などを視察。現地では住宅のほか、自動車や自転車などの交通手段を失った被災者も多く、交通面も課題になっていることを把握したという。同クラブメンバーで、横浜マニラ友好委員会の二宮登委員長が、以前アフリカへ自転車を寄贈していたこともあり、ともに横浜市役所へ放置自転車提供の要請を行った。

 市から提供されたのは100台。搬送するには、カゴとペダルを取り外す必要があり、同クラブメンバーが3日間かけて作業した。自転車は三ツ境eモール駐車場(瀬谷区)に保管され、17日の早朝にトラックに積み込み、羽沢(神奈川区)から熊本へ貨物列車で輸送された。同クラブの災害対策委員会の五十嵐正さんは「基本的には被災地支援だが、これは私たちの防災対策でもある。いざというときのネットワークづくりにつながれば」と話した。

 横浜市道路局によると、市の放置自転車は年間約6万台で、そのうち約65%が持ち主に返却されるという。2カ月の保管期間内に引き取り手がなかった場合は、入札により民間事業者に売却され、売却されなかったものは廃棄される。

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