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身近な相談相手でありたい 田近（たぢか）淳（じゅん）司法書士事務所
暮らしの中で生じるさまざまなトラブル。「どこに相談すればいいのだろう…」と思ったとき、頼りになるのが、”身近な街の法律家”の司法書士だ。
二俣川の「田近淳司法書士事務所」のもとにも、日々多くの相談者が訪れる。田近淳所長は「正確かつスピーディーに対応するように心がけています。ネットワークを使って、各分野の専門家を紹介することもできるので、困りごとがあったらぜひ一度相談に来てほしいですね」と話す。
民事（家族）信託を導入
相談内容の中で、特に多いのが「相続・遺言」。相続税改正の影響もあり、不安を抱えて訪れる人も少なくない。そんな中、田近事務所では、新しい財産管理手法として近年注目を集める「民事（家族）信託」の業務の取り扱いを始めた。民事信託は、所有者が元気なうちに、所有する財産の名義だけを第三者（受託者）に移し、その権利（賃料など）は従来どおり所有者が利益を受け取る制度。成年後見では動かせなかった財産も、受託者により管理ができるので、認知症対策としても有効だ。「元気なうちに名義を動かしておくことで、希望どおりの相続税対策ができます。認知症になる前にやっておくことが大切なので、気になる方は制度の説明だけでも聞いてもらえれば」と呼びかける。
相談者の満足度を高めるため、新たな業務を取り入れるなど努力を怠らない田近所長。「街の法律家として、あらゆる問題に対応していきたい」。そんな思いを掲げて、一人ひとり、丁寧に、誠実に向き合っていく。
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