赤、青、黄、さまざまな色の光が点滅し、まばゆい光を夜空に放つ。神奈川県立がんセンター(中沢)北側から少し上を見上げると、きらきら輝くイルミネーションが楽しめる。
イルミネーションは「がんセンターに訪れる人に少しでも楽しんでもらいたい」と、中沢に住む坂本又二さんが自宅の庭に取り付けた。クリスマスに合わせて昨年12月中旬から始めたが、地域からの声もあり1月末まで期間を延長した。一年前に初めて点灯し、今回で2回目。同院や近所からも反響があり、今回は電飾の数をさらに増やした。
大きな木から流れるように吊るされたイルミネーションは富士山をイメージしており、坂本さんがデザインした。がんセンターから見ると、富士山形の光が闇夜に浮かび上がるように見える。同院の大川伸一病院長は「病院からいつも見ていて、緊張した心が楽しい気持ちになっていた。患者さんの不安や悩みを抱えている心も、同じように和らいでいるのでは」と話した。
坂本さんは「皆さんに喜んでもらいたい。少しでも明るい気持ちになってもらえれば」と思いを語った。
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