白根神社・白根不動尊を囲む鎮守の森が3月18日(土)と19日(日)、2日間限定でライトアップされる。白根神社氏子会役員の金子光広さんが地域の魅力を知ってもらおうと企画。照明デザインは、鶴ヶ峰在住で市内各所でもアートプロジェクトに携わる中村敬さんが担当する。
鎮守の森は白根神社と白根不動尊の周囲に位置する。5、6台のプロジェクターを使って、白根神社へ続く階段を中心に、木々に色鮮やかな光が投影される予定だ。アーティストの中村敬さんは横浜の臨海部で夜景を演出するアートイベント「スマートイルミネーション横浜」にも協力しており、神奈川県立歴史博物館やマリンタワーなどのプロジェクションアートなどを手掛けてきた。今回は実験的な企画ということもあり、中村さんの過去の作品をアレンジして森林に投影する。ライトアップは午後6時から9時ごろまで。雨天中止。
「白根の魅力 再認識を」
中堀川が流れ、市内最大級といわれる白糸の滝に豊かな緑――。自然の姿が残った白根神社や地域を知ってほしいと、白根神社氏子会役員の金子光広さんが約2年前から計画をあたためてきた。白根神社宮司の土岐典子さんも「地域の方に白根神社に関心を持ってもらえる機会になる」と企画に賛同。金子さんは「次世代の人たちにこの地域のことに目を向けてもらいたい。自然に囲まれた白根神社の魅力も再認識してほしい」と話す。
金子さんは、中村さんが2014年にアートディレクターを務めた「希望が丘光の祭典」から親交を深めており、2年かけて実現に向けてプロジェクトを進めてきた。中村さんは「旭区は自然豊かで潜在的な資産がある街で、何かできないかと考えていた。森は初めてだけど、手応えを感じている」と話している。
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