振り込め詐欺の被害を未然に防止したとして長島貴幸さん(都岡町)と鈴木則夫さん(今宿東町)に4月12日、日下部裕也旭警察署長から感謝状が贈られた。
長島さんは3月31日、旭区内のATMで携帯電話で話しながら操作している女性に遭遇。「どこの口座に振り込めばいいの」などと口にしている様子から振り込め詐欺を疑い、女性に詳細を確認した。すると、息子の知り合いが問題を起こし、保証人になっていたため98万円が必要だと電話があったということが判明。長島さんは女性と電話を代わり、詐欺を未然防止した。
一方、鈴木さんは4月2日、区内のATMで同じ町内会の女性が電話をしながら操作しているのを見て、不審に思い声をかけた。話を聞くと、区役所から保険料の還付金があると電話があったということから詐欺を疑った。女性と電話を代わり、未然防止した。
日下部署長は「電話中に止めることは度胸のいること。2人のおかげで詐欺を未然に防ぐことができた」と感謝した。旭署によると今年1月からの旭区内での振り込め詐欺の被害件数は8件、被害総額は約2050万円(4月20日時点)。
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>