講演する内田さん
横浜富士見丘学園中等教育学校（澁谷一郎校長）で６月17日、はり絵画家の内田正泰さんによる講演会が開かれた。
内田さんは94歳の現在も現役で活躍するはり絵画家。永谷園の「あさげ」のパッケージを手掛けたことでも知られており、現在も幅広く活動する。同校の校章も内田さんがデザインしており、校内には多くの作品が展示されている。
図書室で行われた講演会では、作品を作る上での色使いなどを説明し、実際にはり絵を行う場面も見られた。内田さんは日本の四季の風景を作品の中で表現しており、生徒らにも「校内にある緑や花などの自然をしっかり見て、心に刻みつけて」と語りかけた。
司書の榎戸好美教諭は「『自然を見て感じる心を大切にしてほしい』という内田先生のお話を、しっかりと心に残しておいてもらえれば」と話した。
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