旭区・瀬谷区・泉区など市西部の20小学校で、基礎的マナーの習得や運動能力向上の取り組みとして「マナーキッズ体幹遊び教室」が行われている。6月30日に四季の森小学校(前田周子校長)で行われた教室には、代表児童や保護者ら約60人が参加。児童らは遊びを通して、正しい姿勢などを学んだ。
「マナーキッズ体幹遊び教室」は公益社団法人マナーキッズプロジェクト(東京都杉並区・田中日出男理事長)が取り組むプログラム。子どもの運動能力低下に歯止めをかけることや礼儀作法の基本的なマナーの習得などを目的に、全国各地で行われている。
現在、市西部地域で実施されている教室は、市教育委員会事務局西部学校教育事務所による取り組み。5月に三ツ境小(瀬谷区)で開催されたのを皮切りに、9月まで20校で順次行われる。旭区内では四季の森小のほか、上白根小・善部小・都岡小・さちが丘小・市沢小・希望ヶ丘小ですでに実施。今後、二俣川小・上川井小・左近山小で予定されている。
6月30日に四季の森小で行われた教室は、「学校保健委員会」の授業として実施。児童らは楽しみながら体幹を鍛える遊びを通し、あいさつや姿勢について学んだ。指導を行った田中理事長は「美しい姿勢を身に着けるには体幹が大事」とした上で、「あいさつはコミュニケーションの第一歩。そのために正しい姿勢を身に着けることが大切」と話した。代表児童として参加した高野遥海さん(6年)は「タオルを使った遊びが楽しかった。教わったことをクラスのみんなにも広めたい」と感想を述べた。
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