横浜市は市薬剤師会や日本チェーンドラッグストア協会と連携し、家庭で不要になった水銀体温計などの回収を7月から開始した。12月28日まで、事業に協力する薬局やドラッグストアなど、458カ所に専用の回収箱を設置し、集中的な回収を進める。
水銀汚染防止が目的
背景には地球規模での水銀汚染防止を目指し今年8月に発効される「水銀に関する水俣条約」がある。水俣病の原因となった水銀を使った製品製造や輸出入を国際的に規制し、国内でも適切に処理する仕組みをつくることを狙ったもので、2013年に熊本市であった外交会議で採択された。
旭区内では区役所や事業に協力する薬局など45店舗などに回収箱が設置されている。対象となるのは水銀式体温計、水銀式血圧計、水銀式温度計(液体が赤色のアルコール式温度計や電子式は対象外)で、割れているものは持ち込むことができず、購入時のケースまたはビニールに入れて、体温計は専用の回収ボックスに直接、血圧計と温度計については受付窓口で回収する。一度回収したものは返却不可。
区内の協力店舗は同局ホームページ(http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/sub-shimin/dashikata/20170620183239.html)で公開されている。
問い合わせは資源循環局業務課【電話】045・671・3819へ。
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