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連携して医療機関充実へ 左近山地区でリニューアル
高齢化が進む左近山地区。高齢者の一人暮らしや老老介護も多く、高齢者の医療・介護の対応は地域にとっても喫緊の課題とされている。そんな中、左近山ショッピングセンター内にある医療機関がこのほど生まれ変わり、さらに充実した医療サービスの提供を目指している。
左近山中央診療所(福村正院長)は、左近山耳鼻眼科と合併し、5月に耳鼻咽喉科と眼科が併設された。これまでは内科・小児科・整形外科を受診できたが、耳鼻咽喉科と眼科が併設されたことで、より複合的な医療の提供や、患者の通院負担軽減が期待される。福村院長は「高齢者は複数の疾患を持っていることも多く、ほかの科との連携は避けられない。あちこちの病院に通うのは大変なので、少しでも患者さんの負担を減らしたい」と思いを語る。
左近山耳鼻眼科のあった場所には左近山中央薬局が移転し、7月31日に開局した。以前よりも広々としており、より快適な空間を目指した。同薬局の宮脇哲郎代表は「診療所とも近くなり、利便性がより高まった。広くなったので、待ち時間もゆったりと過ごしてもらえれば」と話す。左近山訪問看護ステーション・左近山ホームケアサービスは薬局があった場所に移転した。また、中谷歯科医院は院内をバリアフリー化し、車椅子での来院が可能になっている。左近山ショッピングセンターの青木栄一会長は「医療機関が充実することで、より多くの人が安心して医療を受けることができる。帰りには商店街にも足を運んでもらえれば」と笑顔を見せる。
便利で安心な街に
地域住民らによる活動がさかんな左近山地区。コミュニティカフェ「ほっとさこんやま」を運営するNPO法人「オールさこんやま」も住民らが主体となり活動する。左近山で育った福村院長も地域活動に取り組み、同団体の副理事長も務める。毎月第3日曜日に開く子どもの遊び場「日曜ほっと」も定着しており、最近では大人向けの「夜ほっと」も試験的に開催。福村院長は「かつての左近山のような人が集う街になればと願っている。医療機関が便利になることで、『住みやすい街』になるための一助になれば」と先を見た。
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