旭区版 掲載号:2017年11月30日号
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旭消防署 ストーブ火事などに注意喚起 火災件数微減も、救急は増加

社会

 今年1月からの旭区内の火災件数は35件(前年比5件減)、救急出場件数は1万1072件(同480件増)だった(11月21日時点)。12月からはストーブによる火災も多発する傾向にあるため、旭消防署では注意を呼び掛けている。

 火災の内訳は建物火災が19件、車両火災が2件、その他が14件。出火原因の最多は放火12件で、たばこ7件、配線器具2件、コンロ2件、ストーブ2件と続く。火災による死者は2人で50代男性と80代男性だった。

 市消防局の上半期の火災状況では、火災による死者は13人でそのうち65歳以上の高齢者は10人と、その比率は高い。旭消防署予防課は「高齢になると身体的に若いころとは異なってくるため、つけた火のことを忘れたり、火事が発生しても逃げ遅れてしまったりすることもある。とにかく、火をつけたらその場を離れないことを守って」と話す。

 12月〜3月にかけて増加するのがストーブによる火災だ。ストーブ火災は石油など燃料を使うものではなく、ほとんどが電気ストーブによるものだという。「電気を熱源とすることから安心している人が多い。就寝時につけっぱなしにして、ふとんが被さって火災に発展することもあるので、寝るときは必ず消して」と注意喚起する。また、住宅用火災警報器の設置も呼び掛けているが、設置している家庭でも電池切れになっている場合もあるため、半年に1回の点検を呼びかける。

 一方、救急出場件数は1万1072件と前年比で480件の増加だった。市内でも17万1062件、前年比で6341件増加した。救急出場件数は毎年増加しており、前年を上回るペースという。中には軽症のものもあるため、市では救急車を呼ぶかどうか迷ったときに相談できる救急電話相談サービスを設けている。#7119で看護師につながり、症状による緊急性や受診の必要性についてアドバイスしてくれる。旭消防署は「救急車も限りある資源なので、本当に必要な方に利用してもらうため電話相談なども利用してもらえれば」と話している。

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