最新号:2012年2月 9日号
2010年7月29日号
○…1995年に「楽しみながら長距離自転車イベントに参加したい」とセンチュリーランを走る会を立ち上げた。センチュリーラン(ライド)とは、公道に設定された160kmのコースを自転車で走り、8時間以内の完走を目指すスポーツ。順位を争う自転車レースとは違い、自分のペースで走り続けることができる。「レース主体のクラブはあっても、長距離イベント主体のクラブはなかったので大会でよく会う人たちに声をかけて会を結成しました」と振り返る。当初4、5人で始めた同会も現在では全国に約200人。日本最大の長距離自転車走愛好クラブに成長した。自ら会長とは名乗らず、事務局とするのは上下関係を無くし、一メンバーとして参加するという意識の表れだ。
○…30年前、学生時代に友人との旅行のために自転車を購入。初の自転車旅行は三鷹から奥多摩まで60km。帰る頃には体がヘトヘトだったというが、「自分の力で『ここまでこれた』という手ごたえが感じられることが魅力的だった」と語る。15年前から始めたセンチュリーライドは走行距離160km。瀬谷区から箱根を越え、静岡県までの距離と同程度。「完走すれば感動すること間違いなし」と無邪気な顔を覗かせる。
○…休日は庭で育てた果物でジャムを作ったり、庭いじりをして過ごす。「自転車はあくまでも余暇の1つ。自転車にかける時間が普通の方より少し多い程度だと思っていますが、家族からはあきらめられているようです」。月に1度は自転車で境川沿いから平塚を通って秦野市のヤビツ峠まで行くなど、長距離走トレーニングを欠かさない。
○…会の中で唯一争うのは大会の完走記録。100回を超える強者や、80歳を超えて現役の会員もいる。「自分の完走記録は約60回。100回目指して続けていきますが、無理せずやっていきたい」と、あくまでも自然体で自転車人生の完走も目指す。