「将来は世界に背負い投げを見せたい」と清田さん
柔道道場「善道館」（瀬谷・伊藤吉治館長）に通う門下生・清田真由さん（南中学校１年＝南区）が、１月９日に県立武道館で行われた横浜市中学校柔道選手権大会女子48kg級の部で優勝した。大会では４戦オール一本勝ち。１年生ながら堂々の強さを見せた。
昨年10月に骨折した影響で、同大会に向けた練習に出遅れてしまったが、「みんなに追いつくどころか追い越してやろう」という強い気持ちで、部活動や善道館での稽古に励んだ。
善道館では得意の背負い投げを極めるため、自身が苦手とする左組みの相手を想定して徹底的に背負い投げだけを特訓。年末年始も休みなく道場に通った。
大会初戦は苦手の左組みの選手との対戦。年末年始の特訓の成果を見事に発揮し、背負い投げで一本勝ち。「良い流れに乗れた」。
優勝を決めた瞬間は「すごく嬉しかった」と同時に「応援してくれた親や伊藤先生、コーチ、みんなにありがとうを言いたい」と感謝の気持ちがこみ上げた。
２月には県大会に挑む。「県大会はレベルが高くなると思うが、慌てず冷静に確実に試合をとり、必ず優勝したい」と力強く話した。
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