防犯活動などに取り組む「瀬谷区女性地域安全委員会」(清水靖枝代表)が4月15日、区内の金融機関14カ所で、振り込め詐欺抑止対策の「安全・安心リボン運動」を行った。
この運動は、警察が防犯のシンボルカラーとして使っている緑色のリボンを、振り込め詐欺など犯罪抑止のシンボルにしようと運動を展開。この日は、同委員会が年金支給日に行っている振り込め詐欺抑止活動の一環で、いつも配布しているチラシに代えて同委員会が用意したグリーンリボンを配布した。
横浜銀行三ツ境支店前では、同委員会の委員や瀬谷警察署の職員らが、高齢者を中心に声かけしながらリボンを配布。委員は「振り込め詐欺が多発しているから、気をつけて下さい」と話しながら通行人の胸元にリボンを付け、振り込め詐欺抑止を呼びかけた。運動実施中、同支店前は胸元にグリーンのリボンを付けた多くの人が行き交った。
運動の発案者でもある清水会長は、「普段はチラシを配っているが、振り込め詐欺の被害がなくならないので、違う方法を考えた。リボンを常に身に付けることで、リボンを見た時に振り込め詐欺のことを思い出して、気をつけてもらえたら」とし、「今後は神奈川県女性防犯連絡協議会と協力し、グリーンリボン運動を県内全域に広めていきたい」と話している。
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