「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーにした屋外の遊び場、「プレイパーク」が6月2日(木)から、瀬谷区の「南台こどものもり公園」(南台2丁目3の20)で開催される。南瀬谷の住民たちが中心となって今年4月に結成した「こどものもりにプレイパークを創ろう会」(森谷薫会長)が運営していく。
プレイパークとは、禁止事項を可能な限りなくした、公園などの屋外での遊び場。木登りや泥遊び、焚き火など、自然の中で子どもたちの遊びの発想を大切にするという理念に基づいている。基本的にプレイパークで行う遊びに関するルールは設けず、子どもの活動を見守るプレイリーダーという大人が常駐する。横浜市内ではこれまで13区14カ所で開催され、今年度から新たに瀬谷区と戸塚区で実施される。
瀬谷区では南瀬谷の住民らで結成された区民団体「こどものもりにプレイパークを創ろう会」が主体となって開催の準備を進め、今年度は同公園で6月2日(木)、7月10日(日)、31日(日)、9月11日(日)、10月6日(木)、11月6日(日)、2012年1月8日(日)、3月25日(日)の8回実施する予定。時間は原則午前11時から午後3時。
同公園がある南瀬谷連合自治会では2005年に「子どもの遊び場部会」を設置。08年から毎月1回のペースで南台グラウンドや同公園などで大なわ、シャボン玉、ボールの的当てなどを用意し、「南台グラウンドやこどものもり公園で遊ぼう会」を開催してきた。
毎回100人ほどが参加する盛況ぶりで、多くの参加者から寄せられた「今後も継続して開催してほしい」という要望が、プレイパーク開催の後押しとなった。
同公園で行われるプレイパークでは木の枝で作ったブランコなど自然を生かした遊びに加え、けん玉やコマ回し、羽根つき、お手玉、竹馬などの昔遊びを取り入れ、子どもとその親、高齢者たちとの3世代交流を目指している。
森谷会長は「地域の子どもから高齢者まで幅広い世代の人に認めてもらい、子どもたちが自分で『楽しい』と思えることを実現できる場にしていきたい」と話した。
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