火災や事故、災害などが発生した際に消防活動を行う瀬谷消防団に昨年4月、2人の若者が入団した。
入団したのは鈴木明宏さんと藤崎智浩さん。2人は第1分団3班で活動する19歳。「消防団員だった父の影響と地域防災への関心が高まった」と入団のきっかけを話すのは鈴木さん。「東日本大震災の悲惨な状況を見て、自分にも何かできないかと考えた」と地域防災への思いは藤崎さんも同じだ。
「来年度から横浜市消防団に定年制が導入され、今年度限りで3人ほど退団する。2人にはその代わりではないけど、なるべく早く技術を習得し、上を目指して頑張ってもらいたい」と石川重夫団長も2人の影響に期待を寄せる。
2人はこれからも訓練に励み、技術力の高い有事の際に頼られる消防団員を目指す。鈴木さんは「団の高齢化問題はある。若さを生かした視点で諸活動にあたりたい」、藤崎さんは「若い人に入団してもらえるように広報にも力を入れていきたい」と抱負を語った。
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