二ツ橋町のダンス教室 障がい児クラスを新設 不定期で参加しやすく
二ツ橋町でダンス教室を営む梅澤愛里さん(25)が、新たに不定期の障がい児のクラスを新設することがわかった。来春のレギュラー化をにらんでのものだが、子どもの居場所確保、親同士の情報交換の場など、様々な役割を期待することができそうだ。
梅澤さんが開設するのは「スペシャルサークルクラス」。スペシャルというのは障がいを持つ子ども達のことで、サークルというのはレギュラークラスではなく、月1〜2回程度不定期で開催するということ。障がい児のみのダンス教室は決して多くはなく、なおかつ親として子どもを教室に送り出すのは、相当な覚悟が必要とされている。
インストラクターを務める梅澤さんは、ダウン症児のママでもあり、幼稚園教諭や保育士の資格も保持しているため、障がい児教育の知識は豊富。何より、障がい児を抱える親の気持ちを理解することができる希少な存在だ。数々のダンスの経歴を持ち、ヨガなどのフィットネスのインストラクターもしており、身体を熟知し、怪我の防止法等にも詳しい。「子どもたちの居場所確保や、親同士の情報交換の場としてはもちろんですが、いずれは健常の子と一緒に踊れる機会を設けたい」と梅澤さん。現状の教室では障がい児と健常児が同じクラスで踊っており、障がい児が存在することで、チームワークを引き出す効果もみられるという。「障がいはハンデではなく個性ですから」。対象は小1〜4年生としているが、上下ともにある程度の幅を持たせることも考えているという。レッスンには介護の現場で働いている福祉士のダンサーが補助に入る。
場所は二ツ橋愛隣幼稚園ホールで、年会費、レッスン代ともに1000円。申込みはメールで「スペシャルクラス参加希望」と記入し、子どもの名前、親の名前、年齢、住所、連絡先を記入し【メール】step.in.the.life@softbank.ne.jpまで。問合せは【携帯電話】080・3304・3543まで。
|
|
|
|
|
|