「NOレジ袋」の意思表示 3/1 区と7-11がごみ減でタッグ
横浜市が2011年1月に策定した「ヨコハマ3R夢(スリム)プラン」。さらにごみ減量へ一歩踏み込んだ形で瀬谷区が明日3月1日から「せや3R夢(スリム)!マイ箸・マイバッグアクション」をスタートさせる。
「せや3R夢―」は、買い物の際に割りばし・スプーン・フォークやレジ袋不要の意思表示をしてごみの削減に協力を呼びかけようという取り組みだ。
ヨコハマ3R夢プランの目標は、2010年度〜2025年度の期間でごみと資源の総量を2013年度までに3%以上削減(09年度比)、25年度までに10%以上削減(同比)…もっとチャレンジ・ザ・3R、ごみ処理にともない排出される温室効果ガスを13年度までに10%以上削減(09年度比)、25年度までに50%以上削減(同比)…ごみ減量から始めよう脱温暖化、そしてごみ処理の安心と安全・安定を追及、となっている。
瀬谷区では、ごみと資源の総量09年度実績29,395トンが11年度実績30,157トンと2・6%の増加となった。燃やすごみの排出実績では11年12月時点で1日一人当たり476gから12年12月時点では同460gと16g減少。12年8月から5カ月連続で前年同月を下回っているという。
3R夢プランは11年度の市民意識調査では7割強の市民に浸透していなかった。3つのRのリサイクル(再生利用)、リユース(再使用)、リデュース(発生抑制)はそれぞれ順に認識していることがわかった。瀬谷区民の意識調査(11年度)では、ヨコハマ3R夢プランを知っているかの問いにまったく知らないが約42%、何となく知っているが詳しくは知らない29%、名前を聞いたことはある約17%という結果が出た。
こういったごみ減量への取り組みに対する認識が市民、区民の間で十分ではないことからさらなる啓発活動が求められていた。
瀬谷区では、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、商店街と地域、行政とのアクション協力(マイ箸・マイバッグ)が不可欠とし、レジ袋や割りばしを断ることが身近ですぐに行動できること(市民・区民意識調査の結果)と位置づけ今回の事業をスタートさせた。
第1弾として瀬谷区内のセブンイレブン11店舗が協力。のぼり旗、ステッカー、ポスター等の掲示およびレジでの声かけで、地域、行政が一体となりごみ減量に取り組むことになる。
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