バスケｂｊ 横浜 ２年連続プレーオフへ リーグ東地区で一番乗り
チームをまとめる主将・蒲谷選手＝20日
プロバスケのｂｊリーグ、横浜ビー・コルセアーズは３月19、20日に横浜国際プール＝都筑区＝で行われたホーム戦で浜松・東三河フェニックスに連勝し、昨年に続きプレーオフ進出が決定。22、23日の東京戦も２勝して４連勝とし、首位新潟に並ぶ30勝12敗に。新潟との対戦成績により、東地区２位につけている。
浜松は昨年のプレーオフ東地区決勝で対戦し、リーグ頂上戦を目前にして逆転負けを喫した強豪。今回の２連戦では81―67、76―67と接戦を制し、勢いに乗る。
１７００人超の観衆を集めた浜松との２戦目。前半でリードを奪うも、最終第４クオーターで同点に追いつかれる苦しい展開に。残り３分を切った場面、山田謙治選手のスチールを起点にした連続得点などで引き離し、リードを守り切った。
「多くの声援を届けてくれるファンに感謝したい」とレジー・ゲーリーヘッドコーチ。主将の蒲谷正之選手は「思い入れのある試合で、チームにとっていい勝ち方ができた。恵まれた環境に感謝し、プレーを続けたい」と胸中を明かした。
「第３クオーターの悪い流れは昨年のプレーオフと同じ展開だったが、修正して結果を出せたのは大きい」。昨季に主軸だった外国人選手が大幅に入れ替わる中、司令塔としてチームを引っ張る山田選手は、手応えを語る。「（ポイントガードとして）メンバーのやりたいプレーがもっと引き出せるように、気を引き締めてボールコントロールしていきたい」と語る。
頂上戦は５月
同リーグは現在、東地区11チームと西地区10チームの計21チーム。10月から４月までリーグ戦52試合を戦い、東西で上位６チームずつがプレーオフに出場できる。横浜は昨季（２０１１―12年）から参入し、31勝21敗の東地区２位でプレーオフに進出。リーグ３位に輝いた。
横浜は３月30、31日のホーム戦、横須賀アリーナで福岡と戦う。チーム情報はhttp://b-corsairs.com
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