振り込め詐欺防ぐ 郵便局２店が表彰
表彰を受けた２人（左・鈴木局長 右・廣瀬局長）と遠藤署長
瀬谷警察署（遠藤修治署長）で７月16日、振り込め詐欺を未然に防いだとして、区内２店の郵便局に表彰状が贈られた。表彰を受けたのは細谷戸郵便局（相沢）の鈴木正美局長と三ツ境駅北口郵便局（三ツ境）の廣瀬由晴局長の２人。
事件は今月11日午前、細谷戸郵便局窓口で対応中の客の申出が高額であり、その理由が振り込め詐欺の手口に似ていることから警察官の派遣を要請。聴取の結果振り込め詐欺だと確認された。この報告を受けた三ツ境駅北口郵便局で同日午後、振り込め詐欺チェックシートの項目に「はい」があった女性がいたため、同様に警察官の派遣を要請。聴取の結果、振り込め詐欺の前兆電話であったことが判明した。
今回は２件とも警察官の派遣要請をきっかけに未然に防ぐことができた。「通報があるとこちらも動きやすい。責任は負うから気にせず通報してほしい」と遠藤署長は言う。
今年に入り、瀬谷署管内では振り込め詐欺３件、総額１０００万円を超える被害が発生している。鈴木局長は「これからも、お客様の被害を少しでも食い止めることができれば。たとえ違ったとしても連絡していきたい」と話し、廣瀬局長も「自分のところでは起きないだろうと思っていた。少しでも怪しいと思ったら積極的に連絡していきたい」と、警察に連絡する重要性を強調した。
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