本州の南海上を発達しながら進んだ低気圧と上空の寒気の影響で2月14日から15日にかけて大雪に見舞われた関東甲信越地方。横浜市では積雪28cmを記録した(横浜地方気象台調べ)。8日に続き2週連続の大雪に瀬谷区内でもバスや私鉄が一時運休し、多くの人の足に影響を及ぼした。
瀬谷消防署(大山潔署長)によると横浜市内では8日から19日にかけて雪による救急搬送が488件(以下数字は全て速報値)、瀬谷区内で23件発生した。
瀬谷区内では雪かき中や歩行中に転倒、転落し搬送された人が19人いた。その多くが腕や足の骨折や挫傷、捻挫した軽傷だった。中には中等症にあたる手骨折や脱臼骨折をした人、住宅の窓から転落し打撲した人もいた。交通事故による搬送も10日に3件、13日に1件発生。全てが走行中のスリップが原因だった。瀬谷消防署予防課の福元五喜課長は「今回の大雪では年代問わず歩行中の事故が非常に多かった。大雪の日の外出は控えていただきたいが、どうしても外出する際は、靴底に滑り止めのある靴を履き、鞄は両手が空くようなものを使用して十分備えて欲しい」と話した。
また、瀬谷警察署(増田勝署長)によると15日から19日、道路上の車両の立ち往生に関する110番通報が8件あったという。積雪との直接的な因果関係は不明ながら、同期間に人身事故が22件(前年比14件減)、物件事故が131件(前年比14件増)発生した。
瀬谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|