神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2014年3月20日 エリアトップへ

平成25年度横浜スポーツ普及功労賞を受賞した 小林暢彦(ノブヒコ)さん 竹村町在住 76歳

公開:2014年3月20日

  • LINE
  • hatena

元気な声を力に変えて

 ○…横浜スポーツ普及功労賞は、長年にわたり地域のスポーツ振興に努め、普及活動などに励む個人・団体に贈られる。1977年に瀬谷区陸上競技協会員となり、現在は副理事長協議担当部長として後進の育成指導や競技の普及活動に尽力している点が評価された。「妻も卓球協会の活動で2年前にもらった賞。二人で同じ賞をいただけるとは」と頬が緩む。

 ○…東京で生まれ育ち、勤めていた会社の移転をきっかけに瀬谷へ越してきたのは30年以上前。それまで陸上競技とは縁がなかったが「スポーツが好きだから」と協会の先輩に誘われて入会した。誘導係など選手と接する機会も多く「走り終えた子どもたちの「『楽しかった』という声を聞くと、悩みなど吹っ飛ぶ」。各地のマラソンや駅伝を始め、1998年度に行われた神奈川ゆめ国体で審判を務めるなど、手帳には審判を務めた大会名がズラリと並ぶ。

 ○…横須賀のマラソン大会に参加した時、腹痛で座り込んだ選手がいた。「どうすべきか」。講習会で非常時の対応は学んでいたが、安易に触れると選手が失格になってしまう。すぐに救護が来たためコース整備に戻ったが「対応策を理解したつもりになっていた」と振り返る。選手が安全に競技できるよう、様々な場面を想定して競技に臨む大切さを痛感。事前のルール確認を欠かさず、体験を後進に伝えるようになった。

 ○…3度出場したホノルルマラソンを始め、選手としても陸上に携わる。「畑や木々に囲まれ、風の音を肌で感じることが元気の秘訣」とニッコリ。一日に2度のウォーキングは小学校の休み時間に合わせて行う。「児童の元気な声を聞くとパワーをもらえるから」。陸上のイベント企画の他、防犯活動や公園の清掃にも励む。「子どもがお世話になった地域。恩返しする機会をいただいているので、体力が続く限りやっていきたい」。笑顔で話す姿に日々の充実ぶりを感じた。

瀬谷区役所から防災・減災に関するお知らせ

自宅が安全ならお家で避難が有効。自宅の安全を確保し、備蓄品を準備しましょう。下記動画もチェック。

https://www.city.yokohama.lg.jp/seya/kurashi/bosai_bohan/saigai/t20230904115015761.html

<PR>

瀬谷区版の人物風土記最新6

横山 悟さん

「横浜隼人高校×ぽかぽかプラザ活性化プロジェクト」の取りまとめを担う

横山 悟さん

三ツ境在勤 62歳

3月28日

牟田 茂男さん

福島第一原発事故を題材に、絵本の原画展を開催している

牟田 茂男さん

旭区善部町在住 73歳

3月21日

石坂 幸子(こうこ)さん

創立40周年記念コンサートを開く、女声合唱団「せやあじさいコーラス」の代表を務める

石坂 幸子(こうこ)さん

阿久和南在住 86歳

3月14日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

下瀬谷在住 38歳

3月7日

阿久津 修さん

厚生労働大臣表彰を受けた瀬谷北部地区民生委員児童委員協議会の会長を務める

阿久津 修さん

上瀬谷町在住 73歳

2月29日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月22日

全国展開だから安心査定

ただいま査定額40%アップ実施中です。

https://www.otakaraya-shop.jp/akuwa/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook