神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2014年3月27日 エリアトップへ

区内の福祉施設等でボランティアコンサートを行う 山田 聡子さん 橋戸在住 48歳

公開:2014年3月27日

  • LINE
  • hatena

音楽で届ける「元気」

 ○…バンドを組んでいた経験を生かし、県内外の高齢者施設や福祉施設等でボランティアコンサートを行う。1年前からは区内の施設でも活動。月に2度ほどケアプラザや自治会の企画へ足を運び、オリジナルソングなどをピアノ弾き語りで披露する。娘の香帆さんと共演することもあり、我が子の夢に向かって進む姿を見て「刺激をもらっている」とニッコリ。

 ○…幼少期から音楽に触れ、高校ではギター片手に曲を作るように。3年間で約300曲を作り、3年時には関東圏の高校生を対象にしたバンド大会でベストボーカル賞を受賞した。卒業後も年に1度、ライブハウスなどで演奏を楽しんでいたが、「好きな時に歌っていた」活動に変化が生まれたのは8年前。後輩から届いた一通の手紙だった。中には白血病で闘病していること、「希望は先輩の歌」と書かれていた。入院する病院でのコンサートを提案し「勇気を与えられたら」との想いで後輩に向けて作った曲「エール」などを披露。CDを求める人が出る好評ぶりで「歌を楽しんでくれ、多くの笑顔を見ることができた」。今の活動のきっかけを振り返る。

 ○…施設で歌い始めた当初はカバー曲のレパートリーが少なく、オリジナル曲が中心。歌い終わってみると自己満足のようで、心残りに思うことも多かった。会場の一体感と臨機応変の重要性に気付き、「ただ歌を聴いてほしい」ではなく、ダンスや手遊びで一緒に楽しむスタイルを取り入れるようになった。

 ○…中学校の講演に呼ばれることもあり、生徒たちへ必ず伝えるのは夢を諦めないこと。「焦って夢を追いかける子が多いが、地道に続けていけば、好きなことをして周囲に喜んでもらえることもあるはず」と経験をもとにした言葉を伝える。代表曲「エール」の歌詞「希望という勇気を君に与えたい」にあるように、音楽を通じて元気や笑顔を届けていく。

瀬谷区版の人物風土記最新6

横山 悟さん

「横浜隼人高校×ぽかぽかプラザ活性化プロジェクト」の取りまとめを担う

横山 悟さん

三ツ境在勤 62歳

3月28日

牟田 茂男さん

福島第一原発事故を題材に、絵本の原画展を開催している

牟田 茂男さん

旭区善部町在住 73歳

3月21日

石坂 幸子(こうこ)さん

創立40周年記念コンサートを開く、女声合唱団「せやあじさいコーラス」の代表を務める

石坂 幸子(こうこ)さん

阿久和南在住 86歳

3月14日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

下瀬谷在住 38歳

3月7日

阿久津 修さん

厚生労働大臣表彰を受けた瀬谷北部地区民生委員児童委員協議会の会長を務める

阿久津 修さん

上瀬谷町在住 73歳

2月29日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月22日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook