神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2014年3月27日 エリアトップへ

瀬谷消防署 学校ごとに防災手引書 市内初、区内小中に配布

社会

公開:2014年3月27日

  • LINE
  • hatena
消防署員に手引書の活用法を聞く原中学校・防災担当の石橋武知教諭(右)
消防署員に手引書の活用法を聞く原中学校・防災担当の石橋武知教諭(右)

 瀬谷消防署(大山潔署長)はこのほど、区内各小中学校を対象に「防災手引書」の配布を開始した。万が一の際、消防用設備等を有効活用した災害対応ができるようにと、各校の設備に合わせて作成されたもので、市内初の試み。3月末までに各校へ配布される。

 同署では2013年度の

防災対策の一つに区内の小中学校ごとの「防災手引書」を作成することを決めた。昨年夏頃から準備を開始、学校職員や区の地域担当者にも協力を仰ぎ、意見交換やアンケート調査を行った。その際に出された意見や要望を基に、学校ごとに設置してある消防用設備に対応した「手引書」を作成することになった。昨年12月から同署予防課総出で16校の防災設備の確認・調査、撮影を行った。学校ごとに状況が異なるため、機器の取り扱い方を手順ごとに撮影するだけでも数日を要した。製作開始から約3カ月後の3月上旬、全校分の手引書が完成した。小学校には3月14日の副校長の会の場で配布、中学校には3月末までに直接手渡される。

 手引書はカラーA4サイズ。消火器や自火報、屋内栓、防火シャッター、誘導灯といった9つの項目に分かれている。説明書を読まない人が多い現状を踏まえ、イラストや写真を使うなど、誰もが理解しやすい内容になっている。手引書は各校4部ずつ、内容の修正やアレンジができるようCDデータも添付された。

 手引書を手にした原中学校の高橋良裕校長は「見やすくて素晴らしいものをいただいた。防犯意識を高めるためにも早速、職員研修を行うなどして活用したい」と語った。

 手引書の製作を担当した同署予防課の柏崎圭さんは「表紙にも記してありますが、活用されないことが一番良い。ただ、もしもの時に備えて、学校職員の方が誰もが防災設備を扱える状況になれば」と話した。

 同署では来年度、手引を使った訓練や研修を実施し、更なる防災意識の向上を目指すという。

写真やイラストを使った、見やすい内容(見本は東野中のもの)
写真やイラストを使った、見やすい内容(見本は東野中のもの)

瀬谷区役所から防災・減災に関するお知らせ

自宅が安全ならお家で避難が有効。自宅の安全を確保し、備蓄品を準備しましょう。下記動画もチェック。

https://www.city.yokohama.lg.jp/seya/kurashi/bosai_bohan/saigai/t20230904115015761.html

<PR>

瀬谷区版のトップニュース最新6

公式マスコットが決定

国際園芸博覧会

公式マスコットが決定

自然の感情を伝える精霊

3月28日

地域店舗の活性化に一役

瀬谷小5年生

地域店舗の活性化に一役

独自メニューやレシピ本で

3月28日

新社殿、地域に披露

熊野神社

新社殿、地域に披露

催しも再開へ

3月21日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

新聞で商店街の魅力発信

区内小学生

新聞で商店街の魅力発信

こだわりや人柄掘り下げる

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

全国展開だから安心査定

ただいま査定額40%アップ実施中です。

https://www.otakaraya-shop.jp/akuwa/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook