瀬谷消防署は6月29日、女性消防団員を対象に、三ツ境自動車教習所で初期消火箱取扱い訓練発表会を行った。
これは、消防団員の基礎的能力習得や木造密集地での初期消火能力向上を目的としたもの。さらに、各地域に設置してある「初期消火箱」を活用した放水技術の習得も重要な点となった。大地震等で火災が発生した場合、隣近所など地域での「共助」による迅速な消火が「減災」につながる。女性団員らが家庭防災員や町の防災組織で訓練指導を行えるようになることも目的とされた。
青い活動服や保安帽を身に付けた45人の女性団員らは、ロープ基本結索を実施。本結びや節結びなど、消防団員に必要な5種の結び方を実践した。
初期消火箱取扱い訓練では1チーム4人に分かれ、標的をめがけて放水を行った。各チーム協力しながらホースを伸ばし手早く放水位置につくと、正確に標的を打ち落とすなど、日頃の訓練成果を発揮した。
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