阿久和西のはら保育園(石井美佐施設長)で12月16日、瀬谷消防署(大山潔署長)協力の元、防災および消防の訓練が行われた。
当日は煙発生器を使った実践的な火災対応訓練を実施。施設の安全点検や避難経路・場所の確認も合わせて行われた。また、職員を対象に火災通報装置と火災受信機の説明も行った。
火災訓練後、起震車(地震体験車)を使った防災訓練を予定していたが雨のため中止となり、急きょ消防職員による防災指導を行った。園児と職員らをホールに集め、職員が「火事が起きたら煙を吸わない」「煙がいっぱいあったらハンカチを口に当ててハイハイの格好で外に逃げます」などと呼び掛けると園児たちはみなポーズを実践。その後、地震の時の「ダンゴ虫のポーズ」、服に火が付いた時の「ピタコロゴロンの動作」を教わった園児たちは必至に3つのポーズを真似ていた。園を訪れていた保護者らには誤飲防止や救急措置などの講話も行われた。
訓練後、石井施設長は「起震車の体験ができなかったのは残念でしたが、消防署の職員の方から園児や保護者に向けて防災の指導があり、誤飲や怪我の救急措置の話なども聞くことができたので、大変良い機会になりました」と話していた。
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