瀬谷警察署(佐藤政宏署長)は7月10日、瀬谷区内のタクシー会社2社と「地域安全に関する協定書」を締結した。『こども・女性を守る110番の車』と記されたステッカーを付けたタクシーが瀬谷の町を走り始めた。
子どもや女性をはじめとした地域住民が何らかの犯罪被害または交通事故に遭い、または遭いそうになって助けを求めてきた場合に、警察官が到着するまでの間の安全を確保する『こども・女性を守る110番の車』。事件や事故の発生を認知した時には、110番通報や学校、家族への連絡も担う。
三ツ境交通有限会社(石川治代表取締役)と瀬谷交通有限会社(益田裕隆代表取締役)の2社は、今までも、事件が発生した際に車載防犯カメラの情報を提供するなど瀬谷署に対して協力を行ってきた。業務を通じて瀬谷の町を走ることの多いタクシー乗務員の人たちに『110番の車』への協力を仰げないかと佐藤署長が2社の代表に働きかけ、今回の実現に至った。
10日には瀬谷警察署で締結式が行われ、2社のタクシー乗務員や防犯指導員、女性地域安全委員会メンバーら地域のボランティア団体も参加した。佐藤署長は「瀬谷区の安全安心のために、今後も働きかけをしていきたい」と今後の更なる意気込みを語った。
式終了後には裏庭に場所を移し、出発式が開かれた。110番と大きく書かれたステッカーを後部ドアとリアウインドーの2カ所に貼付。こども・女性を守るタクシーが瀬谷の町へ走り出した。三ツ境交通の石川さんは「安全安心の町づくりの役に立てればいいなと思っています。ドライバーにもステッカーを貼るだけでなく、周りに気を付けながら走るよう呼びかけ、意識付けをしていきたい」と述べた。瀬谷交通の益田さんは「地元、瀬谷の安全安心を少しでもお手伝いできればと思います」と話した。
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