瀬谷中学校軟式野球部の野球部員で構成される横浜K―CLUB(飯島裕章監督)が、11月29日に行われたKWBボールの大会「第14回金太郎杯中学生野球大会」で優勝=写真。神奈川県KB野球連盟主催のあじさいリーグ、笹尾晃平杯含め、主要三大会を制覇した。
この「KWBボール(旧通称・Kボール)」は硬球と同じ大きさと重量で、中は空洞になっている専用球を使用する。硬球よりけがをしにくく、高校で硬球へスムーズに移行できるよう、2000年以降広がりを見せている。
今回行われた金太郎杯は11月28日に予選リーグ、29日に決勝トーナメントを実施。準決勝の高田・新羽中戦では、吉川投手の粘り強い投球でノーヒットノーランを達成し、サヨナラ勝ちで突破した。決勝戦の相手は鶴見大附属中。先制点を入れられるも、3年生の連続スクイズで逆転。最後は相手打者をショートゴロに打ち取り、優勝をつかんだ。
飯島監督はチームの今年の活躍を振り返り、「全国大会夏季は3位、秋季も出場し、結果を残してきた。特に3年生の頑張りは目を見張るものがあった」と話し、選手たちをねぎらった。
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