瀬谷警察署(飯島政則署長)はこのほど、2015年に瀬谷区内で発生した犯罪概況をまとめた。犯罪認知件数は昨年より220件マイナスの867件。最も多い犯罪は自転車盗の149件だった。
昨年、区内で発生した犯罪認知件数は867件(前年比220件減)。最も多いのは窃盗651件(前年比177件減)で全体の7割以上を占める。窃盗のワースト5は自転車149件、万引き118件、オートバイ盗57件、車上狙い44件、部品ねらい35件だった。窃盗が一番多く発生した地域は三ツ境で116件(前年比25件減)、次いで瀬谷第二地区99件(前年比18件減)、瀬谷北部町内94件(前年比3件増)だった。また昨年区内で発生した振り込め詐欺被害は認知件数18件(前年比4件減)で被害総額4788万6429円(前年比5048万4586円減)だった。
同署では、区内の外郭団体と協力して行ってきた防犯パトロールや街頭でのキャンペーン活動、防犯カメラの設置推進運動などが減少につながったのではと見ている。全体では減少しているものの、頻繁に発生する自転車盗やオートバイ盗については「必ず鍵をかける、放置しない、ハンドルロックをかけるなど、引き続き注意を呼びかけていく」と同署担当者は話す。
生活安全課の渡邉春彦課長は「昨年は犯罪認知件数が前年比で200件以上減少し、一定の成果は達成することができた」と振り返り、新年度については「区民が安全で安心して暮らせるよう、一層犯罪の発生抑止に全力を捧げたい」と意気込みを述べた。
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