地震発生時どのように行動すれば良いか、また、日頃の防災について子どもたちに知ってもらおうと、瀬谷さくら小学校コミュニティ・スクール(河埜光徳館長)で8月24日、防災紙芝居の読み聞かせが行われた。
紙芝居は同館が今年6月に購入。6セットそれぞれ「夜間の家の中での地震」「外出先での地震」「地震に備えて」など、テーマや状況が設定されている。導入した経緯について河埜館長は、「東日本大震災や熊本の地震があり、地域や学校がいろいろな取り組みをしている。コミスクでも何かできないかと思った」と話す。
この日読み聞かせを行ったのは、防災の必要性と地震発生時の行動について描いた絵本「ガタガタ村と大ナマズ」と、屋外で地震に遭った状況を描いた「ナナちゃん、ヨッちゃん、おちついて!」の2作品。「避難する時は広い道を通る」など、子どもたちは登場人物たちと一緒に考えながら、真剣な表情で紙芝居に見入っていた。
地震が起きたらどうするかという問いに、子どもたちから具体的な回答があって驚いたという河埜館長。「思った以上に、地震や防災は子どもたちにとって身近なことだと感じられた。改良を加え、次回につなげたい」と意気込んだ。
同館では、この防災紙芝居を無料で貸し出し中。学校や家庭でぜひ活用してほしいと呼び掛けている。
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