神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2016年9月15日 エリアトップへ

区PTA連絡協議会 三師会と連携し募金へ 熊本県の学校給食を支援

社会

公開:2016年9月15日

  • LINE
  • hatena
(左から)丸山泰治歯科医師会会長、安田会長、川口会長、重田博一薬剤師会副会長
(左から)丸山泰治歯科医師会会長、安田会長、川口会長、重田博一薬剤師会副会長

 瀬谷区PTA連絡協議会(安田智考会長)はこのほど、瀬谷区三師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)と連携し、熊本地震に対する募金活動を行うことを決めた。期間は11月末まで。集まった募金は被災地の学校給食支援に充てる予定。

 熊本地震発生後の5月から募金活動を始め、各小中学校で継続して呼び掛けを行ってきた区PTA連絡協議会(以下、区P連)。今回の連携は区P連から三師会へ提案したもので、学校医の派遣など普段から密にやり取りを行っていることもあり、実現に至った。区医師会の川口浩人会長は、「医師会でも、被災地に向けて何か働きかけたいと思っていたところだった。協力できるならぜひ、と返事をした」と話した。東日本大震災の被災地に定置網漁船『瀬谷丸』を贈ろうと、2013年に区内で展開した募金活動に触れた安田会長。「『瀬谷丸』での実績がある瀬谷区は、団結して募金活動を行うことができる土壌がある」と実感を込める。

 今回の募金活動について、学校給食支援を行うことが決まったのは今年8月頃のこと。安田会長が熊本県のPTA連合会事務局長と直接会って話す機会があり、被災地の現状を聞いたことがきっかけだという。同県益城(ましき)町では給食センターが地震のため復旧の目途が立たず、現在も約3000人分の子どもたちの給食が供給停止となっている。この事実を受けた区P連は、「温かい給食を食べさせてあげたい」と募金活動の趣旨を決めた。

 今回の募金活動は、区内の各医療機関に設置される「平成28年熊本地震災害募金箱」という紙が貼られた募金箱を活用。11月末以降に回収し、区P連がまとめて年明けに熊本県P連に送る予定。安田会長は、「親である自分たちが率先して動くことで、何か子どもたちに伝えられたら。今できることをやっていきたい」と話した。

瀬谷区版のトップニュース最新6

公式マスコットが決定

国際園芸博覧会

公式マスコットが決定

自然の感情を伝える精霊

3月28日

地域店舗の活性化に一役

瀬谷小5年生

地域店舗の活性化に一役

独自メニューやレシピ本で

3月28日

新社殿、地域に披露

熊野神社

新社殿、地域に披露

催しも再開へ

3月21日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

新聞で商店街の魅力発信

区内小学生

新聞で商店街の魅力発信

こだわりや人柄掘り下げる

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook