(一社)JFTD神奈川支部花キューピット神奈川(池上勇助支部長)は11月28日、阿久和西の原幼稚園(石井和則園長)で園児らと花壇作りを行った。
これは同団体が「子どもたちの健やかな成長のために小さい時から花に親しみを持ってもらい、花を愛でることで心の豊かさの手助けに」と実施したもの。子どもたちとの花壇作りはもともと、全国3500店が加盟する花キューピットの運営母体である(一社)JFTDが、社会貢献の一環として10年間実施していた事業。昨年、同事業は終了したが、神奈川支部では「子どもに豊かな体験の場を提供したい」と、独自に活動を継続することになった。県内を17ブロックに分け、1年に1回、幼稚園や保育園で活動を行っていく。今回、(公社)横浜市幼稚園協会の瀬谷支部から話を受けた石井園長は「なかなかない楽しい企画」と、快く企画を受け入れた。
この日、同園で花壇作りを行ったのは、瀬谷区内で花キューピットに加盟するキタイフローリスト、三ツ境生花園、フローリスト香風苑のスタッフたち。参加した年長クラス26人に、花の植え方や根の整え方、土の入れ方などをわかりやすく指導した。始めは「やったことない」「初めて」と不安そうだった園児たち。スタッフの話を真剣に聞いた後、いくつかの鉢をプランターに入れ替えると「楽しい」の声が。手を土まみれにしながら、だんだんと慣れた手つきで、色鮮やかなパンジーやビオラ、ダスティーミラー(白妙菊)を植えていった。
石井園長は「小さいうちから土に触ることは、心が優しく豊かになることに通じる。貴重な体験をさせていただきました」と話した。
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