神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2017年1月26日 エリアトップへ

女子15人制ラグビー日本代表として12月のワールドカップ地区予選に出場した 三村 亜生(あおい)さん 戸塚区在勤 27歳

公開:2017年1月26日

  • LINE
  • hatena

世界の舞台へ力強く

 ○…アイルランドで今夏開催される、女子ラグビーワールドカップ(15人制)。アジア・オセアニア予選大会が昨年12月に行われ、日本代表としてフィジー戦に出場した。本選出場をかけた大切な試合に「プレッシャーもあったが、とにかく自分のやるべきことをやろうと臨んだ」と振り返る。「自分の強みは運動量。みんなが疲れた時にこそ、走ろうと心がけた」。厳しい練習で培った団結力で、日本は快勝。4大会ぶりに本選の切符を掴んだ。

 ○…「ボールを持つ選手を、仲間が体を張って守り、つないでいく。だからこそトライの瞬間は、本当に嬉しい」と魅力を話す。現在、戸塚区の女子ラグビーチーム「YOKOHAMA TKM」の主将として、チームを率いる。大切にするのは、やはり団結力。「皆同じ方向を向くよう、ミーティングを大切にしています」と語る。メンバーのケガが多かった時期を脱し、チームの調子は上向きだ。

 ○…福井県生まれ。小学1年生の頃にバスケを始め、大学4年生までの16年間、常にキャプテンとして青春を捧げてきた。「最高のチームだった」という大学時代を終え「もう思い残すことはない」と思っていた頃に、バスケ部のコーチから思わぬ打診が。「ラグビーをやってみないか」。その瞬間「走るのが得意だから、向いているかも」と直感したという。はじめは体をぶつけ合うハードさに困惑したが、持ち前の運動能力を発揮し、力をつけていった。

 ○…2013年秋、初めて7人制ラグビー日本代表に選出され、中国戦に出場。この試合で、右ひざの靭帯を切る大けがをした。復帰には1年もかかったが、この時に感じた「もう一度世界の舞台に立ちたい」という気持ちが、今日まで体と心を突き動かしてきた。勤め先のデイサービスで触れ合う人の応援も、モチベーションの秘訣だ。「ワールドカップの選手として、ベスト8になる」。目を輝かせ、力強く話してくれた。

瀬谷区版の人物風土記最新6

横山 悟さん

「横浜隼人高校×ぽかぽかプラザ活性化プロジェクト」の取りまとめを担う

横山 悟さん

三ツ境在勤 62歳

3月28日

牟田 茂男さん

福島第一原発事故を題材に、絵本の原画展を開催している

牟田 茂男さん

旭区善部町在住 73歳

3月21日

石坂 幸子(こうこ)さん

創立40周年記念コンサートを開く、女声合唱団「せやあじさいコーラス」の代表を務める

石坂 幸子(こうこ)さん

阿久和南在住 86歳

3月14日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

下瀬谷在住 38歳

3月7日

阿久津 修さん

厚生労働大臣表彰を受けた瀬谷北部地区民生委員児童委員協議会の会長を務める

阿久津 修さん

上瀬谷町在住 73歳

2月29日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市南区在住 59歳

2月22日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook