県営阿久和団地ショッピングセンター内の地域福祉・交流拠点「ぽかぽかプラザ」の運営委員会が今月18日、同プラザで開催中の学習応援クラブを通じ、児童の学力向上に貢献したとして、横浜隼人高校3年生に感謝状を贈呈した。
同プラザは、地元企業の(株)アイシマが運営事業者となり、近隣住民と協力しながら2014年に開所。幅広い世代が気軽に立ち寄りながら介護予防や健康づくりできる拠点として、地場産品の販売所、軽食を提供する交流スペース、デイサービスの3機能が集約されている。
学習応援クラブは、子どもに学びの場を提供するため15年にスタート。毎週金曜日の午後3時30分から1時間ほど開かれ、阿久和小の児童などが宿題や授業の復習に取り組んでいる。サポートするのが横浜隼人の生徒で、今年度は約20人が参画した。
感謝状は、3月に卒業する3年生に贈られるもの。受験シーズンに重なっていたこともあり、贈呈式に出席できない生徒もいたが、斎藤響さんが代表して受け取った。
斎藤さんは、小学生の妹に上手に勉強を教えられるようにと、2年の夏から同クラブに参加したという。「(私を)指導役に指名してくれる児童もいて、嬉しかったです」と振り返り、「子どもたちや委員の方々との交流を通じ、様々な事を勉強させてもらいました。私の方こそ、『ありがとう』という気持ちでいっぱいです」と話した。
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