瀬谷区版 掲載号:2017年3月9日号

釜石からのメッセージ

高校生ら、今を語る 社会

震災6年の節目に

ボランティアバスでの活動の様子。現地の子どもたちと交流する
ボランティアバスでの活動の様子。現地の子どもたちと交流する
 東日本大震災の発災6年に合わせ、講演会「釜石からのメッセージ」が3月18日(土)にせやまる・ふれあい館で開かれる。瀬谷区社会福祉協議会が2011年から続けている「ボランティアバス」を通じて交流を深めてきた岩手県釜石市から、高校生や社会福祉協議会職員が訪れ、復興プロジェクトや防災対策などを語る。

ボラバスが紡いだ縁

 ボランティアバスは復興支援事業として2011年12月に始まった。主に高校生以上を対象として、この6年間で計10回行われた。 12年からは釜石市鵜住居(うのすまい)町の仮設住宅を訪問している。同町は津波によって防災センターや小中学校が水没して大きな被害が出た地域で、今も仮設住宅で暮らす人たちが多くいる。参加者らは調理や工作を通じて交流。顔馴染になり、再会を楽しみにしてくれている人も多いという。

 この支援を契機に、区社協は12年から「釜石のメッセージ」を開催。現在は、ボランティア団体が一堂に会する「ボランティアのつどい」のプログラムの1つとして実施されている。

「忘れないで」

 18日の語り手は、ボランティアバスで交流のある釜石高校の寺崎幸季さん(3年)と、釜石市社会福祉協議会の菊池亮さん。寺崎さんは仮設住宅への愛着を育もうと、ハートなどをあしらったカラフルなマグネットを使い、外壁を彩るプロジェクトを推進している。2月には、復興において大きな貢献をした個人や団体を称える「新しい東北 復興・創生顕彰」(復興庁)に選ばれた。当日はプロジェクトの概要について説明するほか、来場者と一緒にマグネットを作る予定。

 菊池さんは被災体験をもとに、大地震が起きた時の行動や防災対策について話す。時間は午前11時20分〜午後0時45分頃の見込み(前後する可能性あり)。区社協職員は、「被災地に対する想いが風化している部分もあるが、『忘れないで欲しい』と話す現地の人も多い。ぜひ来場して」と話す。問い合せは区社協ボランティアセンター【電話】045・361・2117。

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